Permittivity of water and ice on the planetary surface
惑星表層における水と氷の物性理論研究
Classification of low resolution image based on AI
機械学習に基づいた低解像度画像の画像分類
Spectral observation of grape and soybeans
山ぶどうとだだちゃ豆の分光観測
米国の人工衛星Landsat-8(右図)は,16日間で地球表面全体を分光観測することができ,植物の葉の分光観測が農作物の育成状況や収穫時期に役立てられている.日本ではお米が広範囲に栽培されているため,人工衛星の分光観測がし易い特徴があり,お米の研究が盛んにおこなわれてきた.一方で,他にも,山形県鶴岡市の特産物であるだだちゃ豆や山ぶどうも,お米と同様に広範囲に栽培されているが,これらの日本の農作物の分光観測例は非常に少ない.本研究では,人工衛星による分光観測によって明らかとなるこれらの農作物の葉の色が,気象に関わるパラメータ(気温,降水量,日射量)で変化することを統計的に検証した.
2021年度卒業論文
石垣翔・池田詩恩 |
Lithospheric bending
リソスフェアのたわみ
我々の身近な天体である地球は、約46億年前に誕生し、地表が冷却することで、リソスフェア(地殻と上部マントルの一部)が発達している。火山活動により玄武岩質マグマが地表に噴出すると、リソスフェアは弾性体として振る舞うため、玄武岩荷重がリソスフェアをたわませ、地表に荷重由来の谷を形成する。しかしながら、日本列島に存在する火山により、荷重由来の谷が形成するかはよくわかっていない。本研究では、惑星科学の分野で開発された「たわみモデル(図参照)」に基づいて、山形県の月山周辺に荷重由来の谷が形成するかどうかを検証した。
2020年度卒業論文
伊藤滉太 |