研究室について
環境
・大学と同等の研究室環境(パソコン環境・ネットワーク環境・生活環境) どのような学生向けか? ・大学編入学希望の学生(理学部への編入) ・数学が好き/得意な学生 ・物理が好き/得意な学生 ・宇宙に興味のある学生 ・自分を変えたいと思っている学生 ・自分で目標を持って取り組める学生 ・自分で考えて研究に取り組める学生 ・地域貢献をしてみたい学生 4年の取り組み ・研究室に仮配属 ・進路希望調査及び面談 ・宇宙科学/地球科学の座学を学修し,自分の興味のある話題を考える ・簡単な研究活動(2021年度はCrater Chronologyの実践) ・卒業研究発表会の聴講 ・成果レポートの提出 5年の取り組み ・面談で卒業研究課題を決定 ・進学先/就職先の決定前:その対策と勉強に時間を使う ・進学先/就職先の決定後:卒業研究課題に取り組む ・毎週のミーティング ・卒業研究発表の練習 ・卒業論文の予稿作成 ・卒業論文の作成 ・Web学会への参加(日本地球惑星科学連合/日本惑星科学会/東北地区若手研究者研究発表会) ※就職希望者は就活に波がある為,時間がある時に,卒業研究活動に取り組む |
研究体験(2020年度の例)
配属された学生(本科4年生)は、総合工学Ⅳの講義で5年時に行うプレ研究又は簡単な研究体験を行います。2020年度の4年生は、地理情報システム(GIS)とオープンデータ(人工衛星データや地形データ等)を用いて、地元鶴岡市の綺麗な地図を作成する方法ことを体験しました。例えば、米国の人工衛星「Landsat」の分光観測データを使うことで、図1aに示されるように、植物がある領域(緑色)と建物がある領域(赤色)で区別することが可能になります。また、ある仮定をたてることで、図1bのように、タンパク質量分布を調べることができます。例えば、お米の美味しさは、タンパク質量が関係しており、タンパク質量が高いほど、あまり美味しくないことが知られています。ですので、高タンパク質なお米が生産されている水田を特定し、栽培方法を改善することで、より美味しいお米の生産に繋げられます。つまり、惑星科学の知見を活かせば、地域貢献に向けた研究を展開することもできます。2021年度以降は、少し内容を変更する可能性があります。